人の意見に左右されない
私達が生きている世界は情報が氾濫しています。
知る必要のない情報がたくさん目から入ってきます。
一昔前のように知りたい情報を必死に求める時代ではなく、本当に自分に必要な情報かどうかを選別する時代です。
人間には環境に順応する能力が備わっています。
これは本能のようなものです。
なので、知る必要のない情報も私たちの無意識に影響を与えているのです。
本当に求めていないものを求めていたり、どうでもいいことにこだわったり。
実は全く望んでいないことを追い求めていたりします。
お釈迦様は亡くなる前に最期の説法をしました。
遺言のようなものです。
その一つは自灯明です。
自らを灯火として道を進んでいくという意味です。
色々な意見があり、知らずのうちに様々な影響を受けてしまいますが、結局頼りになるのは自分なんです。
人間はどうしても自分と他人を比べてしまいますが、それは本当に無意味なことのようです。
例えば、冬の雨が好きな人が雨に打たれている気持ちなど想像できないですよね。
でも無意味なことだとわかっても、自分と他人を比べてしまいます。
それもまた自分にしか映っていない自分にしかわからない世界なのです。
お釈迦様が伝えたかったこととは、あまり深く考えずに生きましょうということです。